〜 低ストレス女性は「国内旅行」 “荷物少なく・行きつけの宿・現地交流” 〜
いよいよ本格的なサマー・シーズンに突入し、夏の旅行を控えている人も多いのではないでしょうか。そ こでメディプラス研究所「オフラボ」では、2016年の「ココロの体力測定」の結果から、高ストレス女性と低ストレス女性の“旅行スタイル”についての調査をまとめたところ、両者の旅のスタイルに興味深い違いが見られました。
高ストレス女性と低ストレス女性の旅行先・年間宿泊数 比較
高ストレス女性と低ストレス女性の旅行スタイル(宿泊先の選定・過ごし方)比較
高ストレス女性と低ストレス女性の旅行スタイル(旅先の行動)比較
■ 低ストレス女性は旅先での交流でストレスオフ物質・オキシトシンを活性化
旅先での“行動”や“旅のスタイル”にもそれぞれの特徴がありました。高ストレス女性は「趣味旅」「詰め込み型のプラン」と“目的型の旅”をしている人が多いのに対し、低ストレス女性は「SNS・スマホは使わない」「現地の人との交流」といったリアルな“繋がり型の旅”をする傾向にあり、これは、ストレスオフ物質であるオキシトシン活性(※)も促すと考えられます。
(※)通称・愛情ホルモン。ストレスをコントロールする中枢である視床下部を鎮静化し、ストレスホルモンと呼ばれるコル チゾールの分泌を抑制、癒やしをもたらします。
これまでのオフラボの調査から、「選択肢の多さ」がストレスに関与することが認められており、高ストレス女性の“こだわりの多さ”、そしてその逆の低ストレス女性の旅の特徴である「行きつけの宿泊先がある」「荷物は少なく」といった“シンプルさ”にもこの傾向が表れています。