• 調査・研究
2018/07/12

泣かないニッポン男児は52.5%! ランキングでは亭主関白イメージの“九州男児”が下位

働き盛りの30~40代男性がとくに「泣かない」傾向。月1回以上の“喜怒哀楽”の涙がストレスオフ™️に

睡眠や入浴といった生活習慣から、気軽にできるエクササイズ、考え方まで。オフラボでは、ウェブサイトを中心にストレスオフのさまざまな手立てをご紹介していますが、その一つとして注目しているのが“泣く”ことです。「情動の涙(※)」が流れると、リラックス神経と呼ばれる副交感神経が優位になる=ストレスオフできる傾向にあることが、オフラボ顧問であり東邦大学名誉教授の有田秀穂氏の研究でわかっています。今年4月の「ストレスオフ県ランキング」記者発表会でも、ゲストと一緒に「涙活」を行いました。
(※) 喜怒哀楽など心を揺さぶられる経験で、共感脳が激しく興奮したときに流れる涙

●女性のストレスオフ県ランキング2018発表!日本で1番「ストレスオフ」な県はV2“愛媛県”

■ 男女ともストレスレベルが低いほど泣いている回数は増加

今回は、オフラボが全国14万人(男女各7万人、20~69歳)を対象に毎年行っている「ココロの体力測定」から“涙”についての項目をまとめました。まず、ストレスの度合いと泣く頻度について調べました。厚生労働省「ストレスチェック」の基準により高ストレス者~低ストレス者を算出。それぞれのストレスレベルの泣く回数の平均を見ると、男女とも低ストレスなほど泣く回数が多くなる傾向にあり、泣くことがストレスオフにつながる可能性がオフラボの調査でも認められました。

ストレスレベル別 泣く回数平均/月



■ 月1回も「泣かない」男性は5割以上。泣く回数は働き盛りの30代~40代前半で最低の0.9回

今回は、オフラボが全国14万人(男女各7万人、20~69歳)を対象に毎年行っている「ココロの体力測定」から“涙”についての項目をまとめました。まず1か月に「泣く回数」の平均について見てみると、男性の実に半数以上の52.5%が「月に1度も泣かない」と回答。女性26.7%の2倍近くにのぼりました。
年齢層別の泣く回数では、働き盛りの30代から40代前半の男性が、月に「0.9回」ととりわけ泣かない傾向。女性は全年齢層で月2回以上泣いていますが、30歳前後から40代で最も低い「2.0回」でした。

泣く回数平均/月



年齢層別 泣く回数平均/月



■ 大人の男性が「泣くべきない」シーン、30~40代は「仕事」でNG

まだまだ「男は泣くべからず」意識が根強いからか? 日本人男性は泣かない傾向にあり、中でも働き盛り世代は特に顕著ですが、「大人の男性が泣くことについてどう思うか」をシーン別できいた回答を30~40代に絞って見てみました。「許されないと思う」の第1位は「仕事で失敗した時」で、これは全年齢層で同様でしたが、注目すべきは第2位です。失敗した時だけでなく「仕事で成功した時」も泣くことは許されないと考えている30~40代が多く、男性10.2%、女性7.2%。他の年齢層と比較して特徴的な結果でした。逆に「許されると思う」は、「試合で負けた時・勝った時」「選手と一緒にもらい泣き」などスポーツに関するシーンが占めています。

大人の男性が泣くべきでないと思うシーン(30~40代)



■ 泣く男性をどう思うか?には「人間性豊かだと思う」「優しい」合わせて約7割

ここまで特に泣かない30~40代男性の涙の調査結果を見てきましたが、「泣く男性を見てどう思うか」をきいた質問には、実は多くが好意的であり「人間性豊かだと思う」が男性40.5%、女性41.4%でトップ。次いで「優しいと思う」が男性26.5%、女性31.2%と、「女々しい」「精神的に弱い」を大きく上回る傾向に。これは全年齢層共通の傾向です。

泣く男性を見てどう思うか(30~40代)



■ 泣かない県ランキング発表。九州男児は意外にも・・・!?

最後に、「泣くことはほとんどない」の回答(男女全体)を各都道府県別に集計。泣かない県ランキングをまとめました。泣かない男性が多い都道府県上位は、第1位三重県57.6%、第2位愛知県56.1%、第3位神奈川県56.1%。亭主関白なイメージの九州男児が軒並み下位という結果となりました。



■ 東邦大学名誉教授・オフラボ顧問 有田秀穂氏コメント

今回の調査では、男性は泣くことに消極的であり、女性は男性に比べよく泣いていることが確認できました。「泣かない県ランキング」で最下位に近い45位だった愛媛女性は、全国7万人の女性の「ストレスオフ県ランキング2018」では第1位です。ストレスオフ上手な愛媛女性は、泣く人が多い傾向にあるようです。
男性も情動の涙(※)を流すことを恥ずかしがらず、ときには気持ちを開放して泣くことが、高ストレス者を減らす手立ての一つとなるのではないでしょうか。
(※) 喜怒哀楽など心を揺さぶられる経験で、共感脳が激しく興奮したときに流れる涙

【調査概要】

タイトル

ココロの体力測定2018

方法

インターネット調査

調査期間

SCR調査 2018年3月7日~3月17日



(SCR調査)

対象

全国、20~69歳、14万人(男女各7万人)

項目

15問

分析データについて

厚生労働省の「ストレスチェック制度の健康状態項目」を基に独自加工して、点数化

集計データについて

集計したデータを、県・年齢を実際の人口でウエイト修正を行い活用



(本調査)

調査期間 | 2018年4月7日〜20日
サンプル数 | 1857人



(本レポート活用対象)

対象 | 全国、20~69歳
男性:690人(20代:19人 30代:100人 40代:241人 50代:255人 60代:75人)
女性:1167人(20代:125人 30代:393人 40代:423人 50代:171人 60代:55人)

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