• 調査・研究
2020/02/13

2年でストレスオフな女性が増えたその理由は? 2019年版低ストレス女性のリラックス方法

2017年版と2019年版を比較。ストレスオフには 「甘いもの」より「家でのんびり」傾向

女性の生き方がどんどん多様になっていく中で、女性を取り巻くストレス状況も大きく変化しています。メディプラス研究所ではその実態を把握すべく、2016年から定期的に、全国7万人の女性にストレスに関する調査「ココロの体力測定」を実施。ビッグデータとして蓄積し、一般社団法人ストレスオフ・アライアンスとともに研究をすすめています。
今回はその中から、ストレスをためにくい低ストレス女性が行っている「リラックス方法」に注目。2017年と2019年を比較しました。

■ 2017年・2019年比較では、低ストレス女性が1.4ポイント増加

「ココロの体力測定」では、厚生労働省のストレスチェック基準に基づき、働く女性から専業主婦まで、さまざまな属性の20~69歳の女性全国7万人のストレスレベル分類を行っています。
2017年・2019年比較の傾向としては、まず高ストレス者も低ストレス者も共に増加し、中間層が減って両極化していることが挙げられます。
 2017年は高ストレス者15.0%、低ストレス者13.1%。2019年は高ストレス者16.1%、低ストレス者14.5%と依然として高ストレス者が低ストレス者を上回りますが、割合の伸びでは1.4ポイント増と、低ストレス者のほうが増加傾向に。2017年と2019年で、低ストレス者のリラックス方法はどう変わったのでしょうか。

女性のストレスレベル 2017年・2019年比較



■ 2019年低ストレス女性のコーヒーブレイクは、甘いものよりもテレビがお供?

2017年、2019年の結果TOP10を見ると、共に第1位は「コーヒーを飲む」。仕事をしながら飲むコーヒーではなく、リラックス方法として、いわゆるコーヒーブレイクを取り入れるのは、低ストレス者の定番のようです。
その他上位に入ったリラックス方法はさほど変わらないようですが、その順位に違いが出ています。まず、リラックスの鉄板とも言える「甘いものを食べる」「寝る」はランクダウン。とくに「寝る」は、第3位から7位まで順位を落としました。逆にランクアップし、2019年の低ストレス女性増に貢献している可能性があるのは、「テレビをみる」「とにかくゆっくりする」「家族と過ごす」と、自宅や部屋で過ごす傾向がより高まっている様子がうかがえます。

11位以下を見てみましょう。景気の影響でしょうか? 「ウィンドウショッピング」が2017年の20位から12位と大きくジャンプアップしました。一方、19位の「読書をする」は2017年の9位からのランクダウンで、本離れの傾向はますます強まっているようです。

低ストレス女性のリラックス方法2019年・2017年ランキング



■ 低ストレス女性のリラックス方法をさらに詳細に分析

低ストレス者の実施割合が単純に高いリラックス方法(縦軸)、高ストレス者と比較して実施割合が高いリラックス方法(横軸)をマトリックスにまとめました。右上がより低ストレスなリラックス方法、左下が、低ストレス者の中でもやや高ストレス傾向なリラックス方法となります。こちらもぜひ、参考に。

2019年版 低ストレス女性のリラックス方法傾向

2017年版 低ストレス女性のリラックス方法傾向

【調査概要】

タイトル

ココロの体力測定2019 / 2017

方法

インターネット調査

調査期間

SCR調査 2019年3月16日~3月18日 / 2017年2月28日~3月5日


(SCR調査)

対象

全国、20~69歳、14万人(男女各7万人)

項目

15問

分析データについて

厚生労働省の「ストレスチェック制度の健康状態項目」を基に独自加工して、点数化

集計データについて

集計したデータを、県・年齢を実際の人口でウエイト修正を行い活用


今回抽出対象者|(SCR調査より)女性7万人

2019年 高ストレス者:10939人、低ストレス者:6181人
2017年 高ストレス者:11320人 低ストレス者:7590人

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