• 調査・研究
2020/03/26

「ストレス解消にゲーム」は高ストレスでも“週4日以上”の歩く習慣でストレスオフ傾向に

話題の位置情報ゲームは メンタル不調に効果アリかも!?

香川県でゲームの使用時間に関する条例が成立し、4月1日から施行されることが決まり話題となっています。そこで今回は「ストレス解消にゲームをする」人のストレスレベルの傾向、そして歩く頻度の傾向から、近年人気の位置情報ゲームのストレスオフ効果についても推測しました

■ 「ストレス解消でゲームをする」割合は1割前後

ストレスオフラボでは、厚労省のストレスチェックを基準に、ストレスレベルストレスオフラボでは、全国14万人の男女(20~69歳)を対象に、「ココロの体力測定」調査を行っています。この結果によると、男性12.0%、女性8.9%と1割前後が「ストレス解消でゲームをする」と回答しました。
※趣味などで行っている人の割合ではなく、「ストレス解消」限定。

男女別 「ストレス解消でゲームをする」割合



■ 20・30代男性の「ストレス解消にゲームをする」割合が高い傾向に

次に年代別で「ストレス解消でゲームをする」人の割合を見てみました。男女とも20~40代までが全体並記を上回り、中でも20代・30代が多い傾向に。特に男性の20・30代はともに2割近くとなっています。女性は50・60代で男性の割合を上回るのが特徴です。

男女・年代別 「ストレス解消にゲームをする」割合



■ 男女・ストレスレベル比較では、女性の方が高ストレス傾向という結果

ストレスの度合いではどうでしょうか。厚生労働省のストレスチェック基準により算出したストレスレベル別で見てみると、低ストレス傾向者では「ゲーム以外でストレス解消」する人が上回りますが、高ストレス傾向になると、「ストレス解消でゲームをする」人の割合が多くなります。
全体平均では男性の方がストレス解消にゲームを選ぶ割合が多いのに対し、ストレスレベル別で見ると、高ストレス傾向者は女性が男性を上回る点にも注目です。

男女・「ストレス解消でゲームする/しない」別 ストレスレベル割合



■ 「ストレス解消にゲーム」をしても、週4日歩くことで低ストレス傾向に

近年、「位置情報ゲーム」が人気です。それまでゲーム=家に引きこもりがちになり、健康を害するものであるとされてきましたが、スマホを片手にリアルに歩き回ることでパワーアップしたり、アイテムを探し回る“歩く”ゲームは、ヘルステックとしても注目を集めています。そこで位置情報ゲームのストレスオフ効果を、「ストレス解消でゲームをする」人の歩く頻度から推測しました。
ゲームを選択する人のほぼ6割以上が歩く頻度は「月1日未満」でしたが、男女とも、「週4日以上」歩く人が低ストレス者に多い傾向に。ストレス解消にゲームを選んでも、週4日以上歩く習慣があれば、ストレスレベルは軽減できる可能性がありそうです。

ストレス解消にゲームをする男女・ストレスレベル別 歩く頻度

男女別・「ストレス解消にゲームをする」都道府県ランキング

【調査概要】

タイトル

ココロの体力測定2019

方法

インターネット調査

調査期間

SCR調査 2019年3月16日~3月18日


(SCR調査)

対象

全国、20~69歳、14万人(男女各7万人)

項目

15問

分析データについて

厚生労働省の「ストレスチェック制度の健康状態項目」を基に独自加工して、点数化

集計データについて

集計したデータを、県・年齢を実際の人口でウエイト修正を行い活用


(本調査)

期間

2019年5月7日~10日

サンプル数

2060人(男女各1030人)


今回抽出対象者|

(SCR調査)
・ストレス
男性 高ストレス者:9661人 低ストレス者:8468人
女性 高ストレス者:10939人 低ストレス者:6180人
・ストレス解消行動でゲームを選択
男性:8419人 女性:6263人

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