• お家でストレスオフ
2020/04/29

「ペット」との付き合い方に気をつけよう【#03 おうちでストレスオフ】

見ているだけで、思わずほっこり。動物たちの動画に癒やされながら、毎日を過ごしている人も多いのではないでしょうか。そして、おうちでペットと一緒に暮らしている人は、抱きしめ、話しかけ、いつも以上にスキンシップを楽しんでいることでしょう。でも、ちょっと待って。ペットは飼い主の気持ちに敏感。抱えているストレスが、ペットの負担になっているかもしれません。

■ペットを飼っている低ストレス女性は「週4日以上のスキンシップ」

仕事でどんなに疲れていても、イヤなことがあった1日でも。家に帰ってペットが出迎えてくれるだけで、全部が吹き飛んじゃう!という人も多いでしょう。
オフラボが全国7万人の女性(20~69歳)におこなった「ココロの体力測定2016」調査で、ペットを飼っている女性が「どれくらいスキンシップしているか」についてまとめたところ、「週4日以上スキンシップしている」低ストレス者(厚生労働省ストレスチェック基準39点以下)は66.9%と、高ストレス者の40.3%(77点以上)を26.6ポイント上回る結果に。週3日以下と比較しても、ペットとのスキンシップを頻繁にとっている人ほど低ストレスな傾向にありました。

ストレスレベル別「ペットを飼っている」女性のスキンシップ頻度



■大切なのは、ペットに癒やしを依存しないこと

かわいいペットとたくさんスキンシップすることで、ストレスオフまでできるなんて一石二鳥! そう思われるかもしれませんが、こんな調査結果もあります。厚生労働省ストレスチェック基準によるストレスレベル別でペットを飼っている割合を見てみたところ、高ストレス者33.5%、低ストレス者27.4%と、なんとペットを飼っている女性は高ストレス者が多い傾向に。これはいったいどういうことでしょうか。
ペットの中でも“猫好き”な女性を抽出した「ココロの体力測定2018」よりまとめたリラックス方法を見てみましょう。

猫好きな低ストレス女性のリラックス方法



猫好きな低ストレス女性と、低ストレス女性全体とを比較したところ、猫好きな低ストレス女性のリラックス方法の特徴として浮かび上がってきたのは、なんと「涙活」(3.02倍)。次いで「音楽を聴く」(1.79倍)が続き、「ペットと過ごす」は1.66倍で第3位という結果でした。猫好き女性の一番のリラックス方法が「ペットと過ごす」ではないというのは、ちょっと意外ではありませんか?

ペットを飼っている女性が高ストレス傾向であったことと併せて考えられるのは、ペットを飼うこと自体が癒やしになるわけではなく、セルフケアできるリラックス方法は別に持った上で、ペットとの時間を楽しむことが大切なのではないかということ。動物は、接する人の気持ちや状態にとても敏感です。自らがストレスオフな状態で触れ合うことが、ペットのストレスを防いであげることにもなります。大好きな家族の一員とハッピーな時間を過ごすためにも、ストレスオフを毎日の習慣にしたいものですね。

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■ペットを撫でてあげる時は、手の甲で!?

最後に豆知識を。「C触覚繊維」をご存知ですか? 近年発見された触覚センサーの一つですが、他の触覚センサーと異なるのが、“感情”に関わるということ。触れたことで「気持ちいい」「気持ち悪い」といった感情を生み出すのです。
C触覚線維は毛の振動による感覚を脳に伝えるため、皮膚の無毛部にはありません。無毛部は、人間の体の中で手のひらと足の裏だけ。ペットを撫でて上げる時、試しに手のひらではなく手の甲で撫でてみてくださいね。

【関連記事】触れることで感情を呼び起こす「C 触覚線維」とは?




執筆・監修:ストレスオフラボ

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「おうちでストレスオフ」とは?
模様替えをしたり、本格的な料理にチャレンジしてみたり。長いおうち時間をどうやって過ごすか? みなさん、さまざまに工夫して毎日を送っているのではないでしょうか。もちろん、自分が「好き」であったり「癒やされる」と実感できることは大切ですが、一時的に気分がよくなっているだけで、実はストレスオフされていないことも……。
そこでストレスとの上手な付き合い方をご紹介しているオフラボでは、全国14万人におこなっている「ココロの体力測定」から見出した低ストレス者の傾向や、有識者への取材を基に「今おうちでできるストレスオフ」のアイデアをまとめました。#STAY HOMEが、少しでも快適で楽しい時間になりますように。

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